インクが出ないボールペンは復活させることができる
ボールペンで文字を書いていて急にインクが出なくなってイライラする、というのは誰もが経験したことがあるものです。
インクが出なくなるともう捨ててしまおうとあきらめがちですが、インクが出るようになる方法がいくつかあります。
決して高いものではないとはいえ、すぐに捨ててしまうのはもったいないです。
そこで捨てる前に試してみたいボールペンを復活させるテクニックを紹介します。
ボールペンのインクが出なくなる原因
ボールペンのインクが出なくなる原因はいくつかあります。
その中の一つがペン先にあるボールが回らなくなることです。
名前の通りボールペンはペンの先にボールが入っており、転がることでインクが付きます。
そのためボールが回転しなくなるとインクが出なくなってしまうのです。
そこでインクが出なくなったらボール部分が回転するようにすれば治ることがあります。
インクが出なくなったボールペンを復活させる方法
インクが出なくなったボールペンを復活させる方法はいくつかあります。
その中でも最も有名な方法がティッシュペーパーの上でぐるぐると書いてみる方法です。
ティッシュを4枚ほど重ねたら、破れないように優しくボールペンで円を描いていきます。
ノートのようなしっかりとした紙よりもティッシュの方が摩擦が起きやすく、ボール部分が動きやすいです。
何度かこすることによってボール部分が動き始めるとインクが出るようになります。
ペン先のボールが固まる理由の一つがインクが固まることです。
そこでボール部分のインクを溶かすことで復活することがあります。
ボールペンの先の部分を手で包んで温めるとインクが溶けで出てくるので、あとは拭きとるだけです。
空気が溜まっているときの対処法
ボールペンのインク部分に空気の層が入り込むことがあります。
インクがきちんとペン先に向かって落ちていかないと空気ばかりが出てしまい、空気の層ができたことでインクが途切れて出なくなってしまうのです。
インクの途切れている部分にインクが落ちてくれば今まで通り使えるようになります。
空気の入っている部分にインクを落とすには遠心力が必要です。
勢い良くボールペンを回すことになるのですが、手で回すよりも輪ゴムを使った方が効率的に回せます。
作業は簡単で、ボールペンを縦において中央に輪ゴムをセロテープで貼り付け、輪ゴムの両端に指を入れて引っ張るだけです。
ぶんぶんゴマの要領でボールペンを回すことで中のインクが下がって空気の層がなくなります。
一度回しただけで空気の層が消えなければ何度か挑戦してみましょう。
空気の層がなくなってもインクがしっかりと落ちてきていないことがあるので試し書きをしてみて、しっかりとインクがでるようになるまで繰り返します。