収納に困りがちなひな人形
最近はマンション暮らしが増えたこと、小さな家が増えたこともあり、ミニマリストの考え方が広まっています。
すっきり暮らすことを意識している人が多く、普段の生活でもものを減らすことを意識している人が多いです。
その影響もありひな人形もコンパクトなタイプが人気を集めています。
しかし昔ながらの段飾りや大きなものを購入した場合、収納場所だけでなく飾るのも大変です。
子どもの健やかな成長を祈るものなので必要なものですから、できるだけネガティブな気持ちを持つことなく飾ったり片付けたりできることを心掛けましょう。
ひな人形を飾る場所
子どもが小さいうちはひな人形を飾ってもいたずらをしないかと不安になることもあります。
大きなものだとかなりの場所を取るため飾る場所もよく考えなければなりません。
いたずらの心配だけでなく、日光や日焼けについても考えて場所を選ぶようにしましょう。
意外と忘れがちなのが子どもたちに見えるかどうかです。
どうしてもいたずら防止を意識すると高い場所に置きがちですが、高い場所だと子どもがきちんと見えないこともあります。
子どもに見えて、なおかつ湿度や日光が適度な場所というのはなかなかないので、日焼けや匂い、湿度対策をしながら飾ることを意識しましょう。
日が当たる場所に飾る場合、日焼け対策をする必要があります。
レースカーテンは閉めたままにしたり、遮光シートを貼ったりしましょう。
匂いがこもりやすい場所、湿度が高い場所の場合にはこまめに換気をすることで対策ができます。
ひな人形の収納場所と飾りやすくするための工夫
ひな人形を収納するのに、購入時の箱のままで管理するという人も少なくありません。
しかし毎年箱から出し入れをしていると劣化することもあります。
そこで子どもたちも管理しやすくするためにも透明の衣装ケースなどプラスティックの箱で管理するのがおすすめです。
プラスティックの箱に管理をすることで中身もわかりやすく、子どもたち自身でも出し入れをしやすくなります。
飾る際に困るのがどこに何を置くかです。
ひな人形は意外と細かなパーツがありますが、購入時の箱や説明書きに設置場所がきちんと書かれていないことも少なくありません。
そこで購入時や飾ったときにひな人形の写真を撮影しておき、翌年以降は写真を見て確認しながら飾り付けができるようにしましょう。
写真を撮影する際には全体像だけでなく、細かなパーツの置き場所もわかるように撮影することが大切です。
撮影した写真をプラスティックのケースの中に一緒に入れておけば、子どもたちだけでもひな人形を設置できるようになりますし、毎年ひな人形を出す手間が軽減できます。