ドライヤーで髪を乾かすコツ
シャンプーをした後に毎日使うドライヤーは、正しい使い方を知らない人が意外に多いものです。
まず、髪を洗ったらできるだけ早くドライヤーで乾かすことが大切です。
髪の毛というのは濡れた状態だとキューティクルがはがれやすく、トリートメントのうるおい成分なども流れ出してしまいやすい傾向にあります。
シャンプーの後は、吸湿性のいいタオルを使って大まかな水分を拭き取ります。
髪の根元に残っている水分や毛先の水分をしっかりと拭き取っておけばドライヤーの熱をあてる時間を短縮できますので、髪を傷める心配がありません。
しっかりとタオルドライをしたら、まずは根元部分からドライヤーをかけていきます。
毛先からドライヤーをあてると、乾燥しすぎて髪のパサつきの原因になります。
ドライヤーの使い方
ドライヤーは近づきすぎずに、髪から10〜15cmほど離してあてるのがコツです。
同じ場所に長くドライヤーをあてずに、小刻みに揺らして場所を移動させていくことで、髪へのダメージを最低限に抑えることができます。
乾かしムラがあるとよくありませんので、ドライヤーは片手だけで扱わずに、右側を乾かす時は右手、左側を乾かす時は左手を使うようにすると良いでしょう。
ドライヤーを持っていない方の手で髪の毛を持ち上げながら乾かしていくと、時間を短縮できますしボリュームも出ます。
仕上げのひと手間がきれいな髪を作る
髪の毛が8割方乾いたら、引っ張りながらドライヤーをあてることによってくせ毛を伸ばすことができます。
また、最後に温風から冷風に切り替えれば、長時間ヘアスタイルをキープすることができます。
ちょっとした手間を加えることによってきれいな仕上がりになりますので、ぜひ試してみてください。
タオルドライをした後に、洗い流さないタイプのトリートメントを髪全体に行き渡らせておくのも、きれいなヘアスタイルを作るコツです。
洗い流さないトリートメントにはオイル・ミルク・クリームなどの種類がありますので、髪質や使い心地、どんなヘアスタイルに仕上げたいかによって選ぶことをおすすめします。
保湿成分の高いトリートメントや、保護成分のあるトリートメントを使えば、ツヤツヤでしっとりとした髪を長時間キープすることができます。
効果の高い保湿成分としては、グリセリンやアルギニン、リシンなどがありますので、ボトルの裏側などに記載されている成分表をチェックしてから買うといいでしょう。
保護効果の高い成分としては、メドウフォーム-δ-ラクトンやγ-ドコサラクトン、アルガニアスピノサ核油、シアバター、ヤシ油などがおすすめです。
さらにメトキシケイヒ酸エチルヘキシルなどといった紫外線防止効果のある成分が配合されたトリートメントも試してみる価値はあります。