先回りで事故を防ぐことが大切
子育て中というのは、毎日がハラハラの連続です。
公園などにお出かけした時は最大の注意を払っていても、家に帰ってくるとなんとなく気が緩んでしまい、注意が散漫になってしまうお母さんも多いことでしょう。
子供の自宅内での事故というのは意外に多いので、未然に事故を防ぐような工夫をしておくことが大切です。
家の中でも特に危険が多いポイントをチェックしておいて、対策を講じれば事故のリスクは激減します。
「ここに置いておかなければよかった」「きちんと片付けておけばよかった」と後悔することのないように、先回りで事故を防ぐようにしましょう。
キッチンやリビングには要注意
家の中でも特に危険が多いのは、キッチンやリビングです。
テーブルクロスのように一見して危険のないようなものでも、子供が引っ張って、上に乗っていた食器が子供にぶつかって怪我をすることも考えられます。
また、電気ポットのコンセントなども要注意です。
コンセントが子供の手の届くところにあると、引っ張って火傷をしてしまうリスクもありますので、コンセントの位置を変えるなどといった工夫が必要でしょう。
リビングにしても、テーブルに置いた薬を子供が誤って口に入れたり、タバコに触れたりして思わぬ事故になることもありますので、日頃から注意する習慣をつけることが重要です。
子供は大きくなるにつれて行動範囲が変わってきますので、成長に合わせたサポートが何よりも大切です。
ハイハイをしている頃は、何でも口に入れてしまう癖があるので、赤ちゃん目線になって床に危険なものが置いていないかどうか確認することをおすすめします。
落ちたボタンなどをそのままにしておくと、赤ちゃんが口に入れてしまい、思わぬ事故になることもあり得ます。
ドアなども開け放しにしておくと、ドアの隙間に赤ちゃんが手を挟んでしまう危険性もあります。
安全グッズを備えておけば安心
子供が思わぬ事故に遭わないための安全グッズも思案されていますので、上手に活用して安心な生活が送れるように努めるといいでしょう。
ドアの開け閉めで赤ちゃんが手を挟まないようにするためには、ドアストッパーが便利です。
赤ちゃんの指は私たちよりもはるかに細いので、「このぐらいなら開けていても大丈夫だろう」とタカをくくってはいけません。
ドアストッパーでドアを固定しておけば、風で少しぐらいドアが揺らいでも、事故のリスクを防ぐことができます。
コンセントも危険なポイントの一つなので、「コンセントガード」や「コンセントカバー」も必需品です。
コンセントにカバーを付けておかないと、感電のリスクがあるだけではなくて、ヘアピンなどの細長いものを差し込んでしまい、火災やショートに繋がることもあります。