もはやカラーパレット!個性的なカラーが豊富
「ランドセル活動」の略である「ラン活」という言葉が、4歳~5歳児を持つお母さんたちの間で注目されています。
本来ならば、翌年の春に就学する6歳児(年長児)から本格化するものですが、最近では5歳児(年中児)の時点でラン活が終了していることが多いようです。
というのも、ブランド系や工房系のランドセルは受注生産で一年間に生産できる量が限られています。
そのため、早期予約を受け付けていることがほとんどだからです。
このラン活の中で、親子が悩むのが「ランドセルの色」です。
ランドセルはデザインがほぼ同一なので、差別化を図る要素として「カラーバリエーション」が重要視されています。
ランドセルメーカーによって異なりますが、8~24色程度のカラーバリエーションを持たせ、子供の選択を広めています。
親子の志向や6年間愛着を持って使えるかなどを考えると、この点の悩みで疲れてしまう人もいるようです。
A4対応は当たり前!
このところの小学生の教科書は、ワイド判などが採用されています。
また、副読本など大きなサイズの本も増えてきました。
理由として、ユニバーサルモデルを意識して文字を大きく見せるほか、脱ゆとり教育の今では学ぶ内容が多くなっていることが考えられます。
ランドセルは毎年わずかにサイズアップがなされており、A4サイズのクリアファイルが無理なく入れられるサイズが主流となりました。
小学一年生から一人一台タブレット端末が支給される自治体も増えており、ランドセルにタブレットを入れるスペースも設けられています。
また、防犯ブザー用のホルダーやキッズスマホを入れて置けるポケットなども増えているため、年を追うごとにランドセルのサイズは大きくなっているようです。
ランドセルサイズが大きくなったため、古くからあるロッカーが現在のランドセルに対応できなくなっている小学校もあるようです。
価格帯は必ずチェックして
ランドセル活動で必ずチェックしてほしいのが価格帯で、ブランド、材質や機能面において価格帯に大きな差が出ています。
広く売れているランドセルは合成皮革の軽いもので1万円台後半~3万円台ですが、アパレルブランドや工房系のランドセルならば、5万円~8万円台程度が主流です。
予算を決めておかないと、欲しいランドセルに手が届かない!といったこともありえるのです。
価格帯やランドセルの種類に関するリサーチは4~5歳児(年少~年中児)で情報収集を行い、ほしいブランドを確定させましょう。
6歳児(年長)の春でカラーを決定し、夏までに予約を入れるといった方法をとると、小学校入学までに理想のランドセルが手に入ります。