固定費の種類
主婦として家計を預かるようになったら、おすすめしたいのが家計簿をつける習慣です。
「そのくらいやってるよ」という人もいるかもしれませんが、もしまだつけたことがないというならぜひスマホアプリやパソコンソフトなど手軽な方法で始めてみてください。
家計簿をつける目的は、一ヶ月あたりにかかる費用を明らかにするということです。
私達が生活をしていくときには、自力では節約ができない「固定費」と、節約次第で変動する「流動費」とがかかります。
このうち固定費がいくらであるかが明らかになることで、節約をするときの目安を設定することができます。
固定費として挙げられる項目としてはまず「住宅費(家賃、住宅ローン、管理費など)」や「通信費(携帯料金、インターネット回線使用料など)」「保険料」です。
これらは定額で毎月引かれるようになっているので、もし節約をするという場合には引っ越しや契約の見直しなど、根本的な対策をしなくてはいけません。
見直す方法
固定費の大きさは、そのまま生活レベルの高さと言い換えることができます。
例えば賃貸マンションでは、より高い賃貸の部屋に入ればそれだけ固定費が跳ね上がりますし、保険も加入しているプランが多いほど固定費が高くなります。
もし固定費が高いと感じるなら、生活レベルそのものを見直す必要があるでしょう。
固定費を圧迫する大きな項目となるのが自動車の所有です。
自動車は購入するときにまず大きな費用がかかりますが、その後も維持するために重量税や車検代金、自賠責保険などが必ずかかってきます。
そのため高級車を所有している場合、持っているだけで年間数十万円が維持費となるのです。
さらに、自動車を走行する時には任意保険に入っていないと、何かあった時に非常に多額の費用が必要になるので、加入は必須です。
もし劇的に維持費を減らしたいということなら、まずは所有している自動車を手放すか、もしくは維持費の安い車種に買い換えることを検討するべきでしょう。
身近なところでできる固定費の見直しとしては、携帯料金もおすすめです。
以前から携帯電話を契約している人の多くはdocomo、au、ソフトバンクのいずれかで契約していると思います。
そこからMVNOと言われる格安スマホ会社に乗り換えることで、一気に半額程度にまで減らすことが可能です。
ワンポイントアドバイス
一見減らすことができにくいと思われる固定費ですが、思い切って見直しをすることで一気に減らすこともできます。
現在使用している契約が本当に今のライフスタイルに適しているかを考えていくことにより、必要な固定費であるかどうか判断していけるでしょう。
定期的に見直しをすることで、効率的に必要な節約をしていくことができます。