新生児の子育ては大変
赤ちゃんが生まれてすぐは、お母さんの体も本調子ではないですし、赤ちゃん自身もまだ新しい生活に慣れておらず毎日が大変です。
特に初産の場合には何もかもが初めてなので思うようにできないことも多くあります。
赤ちゃんによって生活リズムも様々です。
中でもなかなか寝ない赤ちゃんの育児はお母さんも眠れなくなってしまうので、心身ともに疲れてしまいます。
新生児が寝ない理由
新生児が寝ないのにはいくつかの理由があります。
まずは、なぜ赤ちゃんが寝ないのかを考えていきましょう。
新生児がなかなか寝ない理由として何かを訴えている可能性があります。
その中の一つが不快感です。
おむつが濡れていたり、便秘でおなかが苦しかったり、授乳後のげっぷが出なくて苦しかったり、部屋が暑かったり寒かったりということを訴えるために泣いていることがあります。
次に環境の変化に適応できていないことです。
今までお母さんのおなかの中にいた申請時にとって、外の世界は今までとは全く環境が違います。
そのため室温や湿度、物音など、今までのおなかの中の様子と違うことでなかなか寝られないこともあるのです。
泣いている場合でも特に理由がないこともあります。
原因がなくても泣いている場合にはただ寂しい、そばにいてほしいということも少なくありません。
今までおなかの中にいてずっとくっついているのが当たり前だったからこそ、お母さんが近くにいないことだけでも泣いてしまうこともあるのです。
中には泣かないけれども寝ないという赤ちゃんもいます。
新生児が寝ないと聞くと多くの人は赤ちゃんが泣いている姿を想像するものです。
しかし中には泣かないものの、興奮していたり明るくて目が覚めていたりするために起きていることもあります。
新生児をうまく寝かせるコツ
新生児が寝ないのは生活リズムが整っていないことも理由の一つです。
そこで毎日のルーティンを決めていくようにします。
毎日決まった時間に同じ行動をすることで、自然と夜になったら寝る時間だと理解して寝るようになるのです。
夜なかなか寝ない子の場合には昼寝を短くしたり、夜は完全に電気を消して真っ暗にしたり、朝はしっかり太陽を浴びたりすることようにします。
いきなりすべてを徹底するのは大変なので、まずは朝8時までに太陽を浴びるようにすることと、寝かしつけの時には真っ暗にすることから始めましょう。
赤ちゃんが寝ないとなかなかお母さんも寝られないのでイライラしがちです。
しかしお母さんのイライラは赤ちゃんに伝わります。
そこでなかなか寝ないときにはイライラせず、できるだけリラックスすることを心掛けるのが大切です。
赤ちゃんが寝てから温かいものを飲んだり、甘いものを食べたりしてリラックスする時間を作るようにしましょう。
可能なら寝かしつけをお父さんと後退してみるのも効果的です。