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口癖になっていたら直したい子どもをダメにする口癖

とにかく早くしなさい

あなたは、自分の母親の口癖って覚えていますか?きっと、今でも覚えている母親の口癖が一つや二つはあるはずです。
忙しいと、ついついと繰り返し口にしてしまう口癖が誰にでもあるものですが、特に子供に言うと良くない影響を与えてしまうNGワードがあるということを、ご存知でしょうか?

子供の心や親子の関係に影響を与えてしまいがちな言葉には、注意が必要です。
これくらいなら大したことないだろう、とあまり考えずに使ってしまっている言葉でも、子供の心には深い傷が残っているかもしれません。

使っているなら今すぐ避けたいNGワードの一つは、早くしなさい!というフレーズ。特に、忙しい日には子供に連発しやすい言葉ですよね。
早くしなさいと言われても、どれくらい早くすれば良いのか分からない、小さな時にはまだ時間的な感覚が大人と異なるため、ただ混乱してしまうだけで、お互いのイライラが募ってしまうのです。

また、子供でも大人でも、命令されるといい気分にはなりません。
早くしなさいと言われれば言われるほど、なんだかゆっくりしたくなってしまう…そんな悪循環を引き起こします。

いつも早くしなさいと言っていると、時間通りに動けない、早くしなさいと誰かに言われないと行動できない子供になってしまう可能性もあるんです。

お母さんを困らせないで

子供が何か新しいことをした時に、お母さんを困らせないで!と言ってしまっていませんか?
子供の好奇心からやってしまった行動が、実際には良くないことだったということはよくありますが、お母さんを困らせないでと言われると、なぜそれがお母さんを困っているのかがよく分からず、混乱してしまうでしょう。

大人にとっては想像もつかないようなことが、子供には面白そうに見えたり、楽しそうに見える、毎日が新しい発見なのです。
新しいことをすれば、お母さんを困らせてしまうのでは?という気持ちになり、子どもの好奇心を殺してしまう可能性があります。

お母さんを困らせようと思ってやっているのではないという気持ちを汲み取り、どうしてそれがいけないのか説明するほうが、ずっといいでしょう。

あとでね

忙しい毎日の中で、ついつい子供に後でね、と言ってしまう親御さんは少なくありません。

後でねと言った以上は、必ず後で時間を取っていますか?とりあえず先延ばしにすれば良い、という気持ちで簡単に使っている方も多いのですが、この言葉は、子供のうちに自分は大切にされていない時間を取るほど、重要だと思ってもらえていないという大人への不信感を育ててしまいます。

あとでねというのではなく、具体的に、いつ話を聞くのか伝えることを意識しましょう。