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毎回でも飽きない!そうめんはアレンジで美味しくいただく

そうめんのアレンジした食べ方の紹介

夏場になると食べたくなるのがそうめんですが、作る手間が少ないもののアレンジのバリエーションがあまりなく、連日して食べると飽きてしまうのが欠点です。夏バテしがちな時期にはつるつると食べられて便利である反面、そうめんだけを食べていると栄養が偏ってしまい、そこからますます夏バテしやすくなってしまうでしょう。

そこでおすすめなのが夏に食べやすいそうめんレシピで、野菜や肉などをサラダ風にしてそうめんにアレンジしていくことができます。サラダうどんとや冷やし中華のような感覚でそうめんを作るレシピですが、ポイントはそうめんと相性のよい食材を使うということです。

まず人気が高いそうめんアレンジとして、夏野菜である青物と納豆をあわせる方法があります。いわゆる「ネバネバ丼」をそうめんで食べるという方法で、オクラやモロヘイヤ、ほうれん草などを軽く湯がいたものを食べやすく切ってそうめんに盛り付けましょう。仕上げに納豆と温玉を乗せて、好みのタレをつければ、栄養満点の夏メニューになります。

またそうめんはうどんや蕎麦と同じく天ぷらと相性がよいので、天ぷらそうめんにするというのもおすすめです。旬の野菜であるナスやピーマン、大葉などを天ぷらにして、そうめんと一緒につゆで食べるようにすれば、こちらも食の進む栄養のあるおかずになります。

冬場のあったかおかずとしても使えるそうめん

夏場に大量に購入するそうめんですが、食べ残して来年の夏までストックになってしまうということもありますよね。そうめんは冷たい汁で食べるものと思われがちですが、温かいスープで食べるメニューもおすすめです。温かいそうめんの食べ方を「にゅうめん」と言いますが、こちらは非常にアレンジもしやすく季節にかかわらず食べることができます。

例えばひき肉を使ったあんかけスープの具として入れてみたり、かきたまスープのボリュームアップとして使ったりというような場合です。味噌汁にそうめんを入れるという地域もあるようで、ご飯よりもさらさらと食べられて消化もよいのですぐにエネルギーが欲しい朝には最適です。また、豆板醤系の赤いスープともそうめんはとても相性が良く、キムチ鍋やコチジャンスープに入れても食べやすい味になります。

「そうめん」は高いものほど美味しい?


画像出展:大丸松坂屋お中元2022より

そうめんと言えば「お中元の定番ギフト」として長年親しまれ、多くのデパートや百貨店では、毎年ブランドもののそうめんが並んでいます。

そうめんは、調理法がカンタンで単純なものが多いぶん、素材の良さが露骨に反映されやすい食べ物です。贈答品用のそうめんは高品質の小麦や塩から作られているそうめんが多く、先の理由から「味の良さをより実感しやすい」とも言われています。反対に、業務スーパーや量販店で購入できる極端に安価なそうめんは、ほぼほぼ「大量生産の味」と思って構いません。安いからと言ってたくさん買ってしまうと、「工夫しても美味しくない」という最悪の事態に陥りがちなため、注意が必要です。

何かのきっかけで高級なそうめんを入手できた暁には、安価なそうめんと食べ比べて、それぞれの味を確かめてみるのも面白いかもしれませんね。

ちなみに、そうめんを保管する時には湿気に十分注意しましょう。そうめんは乾麺なので、生麺のようにすぐに悪くなることはないのですが、保管環境が悪いとカビが発生してしまうことがあります。中には、丁寧に保管をすることで味わいが深くなるというそうめんもありますが、一般家庭で食べる時には賞味期限を見て、できるだけ早めに食べきるようにした方がよいでしょう。