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さっぱりと食べられる大豆ミートの魅力

代替食の救世主・大豆ミートとは

大豆ミートとは、大豆たんぱく質を主体として作られた大豆食品です。
食物繊維などをたっぷり含むとともに、歯ごたえも「肉そっくり」なのが特徴です。

このところではひき肉やフィレ状などさまざまな形に加工された商品が数多く販売されており、人気も高まってきました。
大豆ミートは、油分を絞った後の大豆に熱や圧力を加えて乾燥させて作られています。
「ソイミート」や「畑のお肉」などの名称で販売されている商品も、すべて大豆ミートと同じ製品です。

かつてはビーガン向けや低脂質食品など健康志向の人向けに人気があった商品ですが、エコやSDGsなどを意識し、食品廃棄率を少しでも抑えたい人の間でも注目されるようになりました。
安価で購入できるので、家の常備食としてもおすすめです。

知られざる大豆ミートの魅力

大豆ミートが注目されるようになったのは、魅力的なメリットがあるからです。
第一に「低カロリーかつ脂質を抑えられる」ことが挙げられます。
肉はたんぱく質摂取に推奨されている食べ物ですが、脂肪分やカロリー摂取が気になります。
その点大豆ミートは油分が少なくカロリーも抑えられます。

また、高たんぱくであることも魅力となるでしょう。
筋肉を作るたんぱく質の含有量は鶏肉の2倍で、カロリーを気にすることなく、良質な大豆たんぱく質をしっかり食べられるのが魅力的です。

栄養面だけでなく、大豆ミートは調理のしやすさも魅力です。
下ごしらえ不要の商品や、簡単な水戻し程度ですぐに調理に使えるものなど、幅広い商品展開があります。
加熱のし過ぎは煮崩れを起こしやすいですが、炒める・揚げる・煮るなどの調理はもちろん味付けもしっかりできますよ。

とても簡単!大豆ミートの食べ方

大豆ミートは、そぼろ状や一口大のブロック、フィレ状などさまざまな形があります。
下ごしらえ不要のものならそのまま使え、こちらは野菜との炒め物などに使えます。

下ごしらえが必要な乾燥タイプのものは、水戻しもしくは沸騰したお湯で1~2分ほど湯でこぼすことで使えます。
ブロックタイプのものは水戻し後、軽く絞った後で唐揚げ粉をつけて油で揚げることもできます。
鶏肉の唐揚げのような食感で食べられるので、唐揚げが大好きな人にもおすすめです。
そぼろタイプのものは、カレーライスやミートソースなどの肉の代わりにも便利に使えるでしょう。

大豆ミートは保存性に優れています。
レトルトパウチや乾燥タイプなど加工もさまざまです。
おかずがないときにお肉の代わりにアレンジ調理ができるうえ、非常食としても使えるので、ローリンストック形式で準備してはいかがでしょうか。
お肉の価格が高騰する今、家計や健康に気を使った食事を目指したい人は大豆ミートをぜひチェックしてください。