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消費・浪費・投資でお金を考える

消費・浪費・投資の3つには違いが

今の貯金額や、家計の管理の仕方で大丈夫なのだろうか?と将来に不安を抱えている人は少なくありません。
家計簿をしっかり付けてお金を管理しているつもりなのに、全くお金がたまらないと悩んでいる方も多いんです。

周囲の人の話を聞くと、中には貯金だけじゃなく投資をしているような人も多くいるのに、自分は貯金すら大してできていない!と不安になるケースも、少なくないでしょう。
何から始めれば良いのだろう、どうすればお金が貯まるのかわからない、将来に不安を感じたままだ…という方は、支出の見方を変えてみると良いかもしれません。

一般的に家計簿をつける時には、支出の項目ごとの金額の記録を行なっている方が多いと思います。
しかし、日用品がいくら、食費がいくら、という考え方ではなく、別の三つの分類に変化させるのです。

その3つとは、消費・浪費・投資です。この三つの違いを意識することで、お金の伝え方に変化が出てきます。
消費・浪費・投資というお金の使い方を意識すると、価値観が大きく変わります。

ここでいう消費とは、生活する上で必要不可欠な出費、最低限の生活の上で欠かせない出費全般のことです。
浪費は、まさに言葉の意味通り、無駄遣い、つまり必要のないものにかけてしまったお金です。
投資は、必ずしも金融商品や株などに投資する金額である必要はありません。貯金額なども含めて、自分や家族の為になるような将来に関係した出費です。

家計簿をつける時に、毎日使ったお金をこの三つの分類に分けていきましょう。
自分のお金の使い方がより明らかになり、収入の中からどれくらい支出があるかではなく、自分がお金を消費しているのか、浪費しているのか、将来のために投資ができているのか、が浮き彫りになります。

使い方を意識したお金の考え方

本当のお金の使い方が浮き彫りになると、使い方を変えたくなるものです。
理想的には、消費が70%、浪費が5%、投資が25%を目指すことができます。
せっかく一生懸命働いたお金の大半が、ほとんど無駄遣いだとなると、なんだか虚しくなってしまいます。

自己投資にどれくらい自分がお金を取り分けることができるか、本当の意味で将来の投資となるお金の使い方をしているのか、見直すことができるでしょう。
家計簿はつけているけれど、なかなかお金がたまらない、どうして支出がこれほど多いのかいまいちピンと来ないという方は、この方法で、家計簿をつけることをおすすめします。

お金を使い切るのではなく、自分の価値観を明確にビジュアル化することで生活は変化します。支出を消費・浪費・投資の3つに分類し、お金の使い方、根本から変えてみませんか?